金利計算を知ってキャッシングを制す
キャッシングでは借りたお金(元本)に対してそのお金を使い、返済するまでの日数に金利がかかります。金利とは、つまりそのお金の利用料です。ですから金利は低ければ低いほど良いと考えるのは概ね間違いではありません。
しかし、「低い=良い」と思い込まずキャッシングの金利の計算方法を考えてみましょう。自分がどれぐらいの利息を支払っているのかを把握する事も、キャッシングには大事です。
実はカンタン!利息の求め方
キャッシング金利の計算はそう難しいものではありません。一度分かればとても簡単なのです。したがって金利で損をしない為にも、キャッシングを利用する時は自分の利用している金額に「どれほどの金利が掛かるのか」をしっかりと把握するべきです。
キャッシングの金利は基本的に年単位で設定されていますが、単利(元金に対してだけ利息をつける)の日割り計算で決められます。したがって借りている期間が短ければ、日割り額が少なくなり、金利が少なくなります。
この金利計算の方程式は、
金利=借入金額×金利(実質年率)÷年間日数(365日)×借入日数
で求められます。
例えば10万円を年率20%の金利で30日間借りたとしますと、金利は10万円の20%ですから2万円です。この2万円は年利ですから、これを365で割りますと274円ほどになります。1日あたりの利息になりますね。この274円に借りていた期間の30日を掛けますと8,220円になります。
一方、年利が18%で、借りた金額が3万円で借りていた期間が35日間であれば、利息は863円になります。これだと3万円を1ヶ月以上借りていても、金利は1,000円以下になります。と、一見安い金利に見えますが、3万円が10万円になれば3,000円近くになってしまいますから注意しましょう。
広告等に良くあるキャッシング会社の安い金利例に惑わされず、自分でも計算出来る力を身につけておくとおトクです。
