これから「お金を借りるぞ!」と思っている方には恐縮ですが、キャッシングは「借りたお金は返済しなければならない」という大前提があります。
唐突な話のようにも思えますが、それは借りる前から心づもりをしておきたいポイントなのです。お金に困っているからこそお金を借りる訳で、「今すぐ借りたい」というそんな気持ちの状態で「返済の事を考えましょう」と言われても困ってしまいますが、借入をゴールにしてしまう方は、キャッシングでソンをしてしまいます。
返済計画を立てましょう
CMなどで「ご利用は計画的に」とよく聞きますが、返済計画にも色々と考えなければならない点があります。
「給料日まであとちょっと。それまでのつなぎで小額を借りたい」という場合は、それほど神経質に返済計画を立てなくても良いでしょう。給料が出たら即返済すればそれで返済は終わりますからね。
しかし、多くのキャッシングは返済がある程度長期間なるもの。毎月お金を返していく訳ですが、これは金利はもちろんですが、返済方式によっても返済総額が変わってきますので、返済方式は要チェックです。
メジャーな所では「リボルビング払い」というのがあります。毎月、予め決めておいた一定額を支払い返済方式ですが、これには更に「元利定額リボルビング方式」や「元利定率リボルビング方式」「残高スライド方式」などと分かれており、利息を一緒に払うものや別途払うもの、段階的に返済定額または定率を、スライドさせていくなど、様々な方法があります。
これらのいずれにするかによって元本(借りたお金)に対してかかってくる金利も異なってきます。面倒に思うかもしれませんが、返済の為には重要な事ですので、きちんと調べましょう。
収入に見合った借り入れを!
借り入れは自分の「これからの収入も考えた、無理のない借入れ」をする事が基本ですが、 「着実に入ってくる収入だけに限定」することと、この先の「自分や家族の生活費の割り振りなども考慮」しましょう。
たとえば、定期が満額になる予定がある、というのであれば、必要な分を差し引いて返済に充てるのもコツです。
◎あとで返せる分だけを借りる
◎借入ではなく、返済をゴールにする
キャッシングは返済が大前提。借入の事ばかりを考えて、あとで返済で困ってしまうようでは意味がありませんね。ソンをしないキャッシングの為にも、借りる前に上記2点をしっかりと考えておきましょう。
