金利って低ければ低いほどいい?
キャッシングでお金を借りると、借りた金額に対して利息がつきます。この利息とは「金利」によって決まる支払額ですから、元本にかかる金利が低ければ低いほど、支払う利息が少なくて済むことになります。
この事から、キャッシングを申し込む際は誰でも金利に敏感になるものです。キャッシングを探した事がある方なら「低金利キャッシング」という言葉につい惹かれてしまうのではないでしょうか?
キャッシングは低金利に惑わされるな?!
確かに金利は安いほうが、利用者にとってはうれしいものですね。しかしここで、お金を貸す側であるキャッシング会社の立場で考えてみましょう。
一転、「低い金利でキャッシングされてしまうと利益が少ない」という事に気付きます。お金を貸す分、手数料を取る事で利益を得るキャッシング会社としては、ここで万一返済がされなくなった場合などの「貸し出しているお金が回収できない事態」にでもなった日には、大きな損害をかぶってしまうことになります。
キャッシング会社が安い金利で融資をするケースとは、それは厳しく審査した上で、確実に返済が出来そうと判断出来たユーザーにのみ、と思って良いでしょう。もちろん「必ず返済してもらえる」という100%の保障はありませんから、出来るだけ安全と思われる人に絞る訳ですね。
低い金利のカラクリ
さらに安い金利を謳っているキャッシング会社では、よく見ると実質年率に幅を持たせているのが分かると思います。低い数値は、例えば4.7%だとしましょう。とても低い金利ですし、今すぐ申し込みたくなりますね。
しかし、高い方の数値には例えば14.8%という金利だったりします。このような場合、まず低い方の金利はなかなか適用されません。確実なのは高いほうの金利です。つまり低い方の利率はいわば広告のようなもので、いかにも低い金利で貸出をしますよと宣伝しているのです。
借り手のほうではこの金利を決める権利は当然ありませんから、いざ借入となると高い方の金利が適用されてしまう事もある訳です。また、融資額によって金利が定められている所もあり、50万円程度の限度額で低い金利が適用される事もありませんので要注意。
